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2014年9月30日火曜日

肉球ぶにぷにのライオン at 九十九島動植物園 森きらら

貴重な一枚です

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、これは素晴らしいと思った写真がこちらの一枚です。

九十九島動植物園 森きらら Facebook これは一体誰の「手のひら」でしょうか?

ネタバレになるので、日刊 Zoo Ring のほうには書けなかったのですが、ライオンの右前足のアップが掲載されています。

ネコとは色が違うけれども、指の並びはネコだよな、とか思って最初は見ていました。
ヒントに「大型の肉食動物」とあったので、真っ先にライオンが頭に浮かび、答えをみたらどんぴしゃりでした。
(正直なところ、推理が当たるとうれしいものです)

Wikimediaとかを探しても、ライオンの手のひらの画像というのはなかなか見つかりません。
これは、ライオンの手のひらについて考えるにあたって、とても参考になる貴重な一枚です。

ライオン。Wikipediaより。著作権情報

興味深いのです

写真を見ての私の個人的な興味を紹介します。

まず、ぱっと見て思ったのが、「ツメがない」ということ。
ライオンの爪は、ネコ同様に収納することができます。

知識としては知っていたのですが、実際にこうやってアップの写真で見ると、そもそもどこに収納されているのかすらわかりません。
むか~し、多摩動物公園のイベントでライオンの爪の実物というのを見せてもらったことがあるのですが、さすがに百獣の王と言われるだけあって、かなりでかい代物でした。
これをさらっと隠せるのですから、それだけでもすごいことです。

次に、ツメに関して、収納された状態になっていること。

この写真は、麻酔中に撮ったものだということです。
ということは全身脱力の状態なのでしょう。
その状態で、だらんとだらしなく爪は飛び出すのではなく、収納された状態になっているのが興味深いです。
ネコも病院とかで麻酔をしたら、爪は引っこんでしまうのでしょうか。
このあたり、ペットを飼えない身分では分かりません。

とりあえず脱力すると爪が収納されるということは、ツメを出すには多少はいきんでいるということなのでしょうね。

三つめに注目したのは、親指の位置です。

形態が形態なので、親指と言っていいのでしょうか。単なる痕跡なのでしょうか。

右前足と言われて初めて、ああ、これが親指なのかと分かるようなところに、指らしきものが見えています。
大型の肉食獣といいながら、クマやパンダとは、指の並びが違いますよね。
やはり知識として知っていても、なかなか画像として見られる機会はないものでした。

以上が今朝のうちに感動した3つのポイントです。

またいつか見直したら他の興味が沸いてくるかもしれません。
みなさんにも、この写真、ブックマークをおすすめします。

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