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2014年9月17日水曜日

温めるオウサマペンギン at しまね海洋館アクアス

それは卵じゃない!

本日、「動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring」の記事をまとめていて、今更ながら疑問に思ったのがこれです。

しまね海洋館アクアス アクアスブログ 「でっかくなっちゃった!!!!!!

オウサマペンギンのヒナが順調に育っているようすです。

記事の前半は体重を計っているだけなのでまだいいとして、問題は後半の写真です。

ヒナが親の股間に潜り込んで温まっているのですが...

卵を温めるのは分かるのですが、どうしてヒナを温めるのでしょう。

オウサマペンギンだけじゃないです

これって、どこかで見たことのある光景だなと思って、いろいろ探してみたら、見つかりました。

男鹿水族館GAOのGAOっとぶろぐ! に登場したジェンツーペンギンです。
こちらの記事「2014ジェンピー6」でやはり、親の足元に潜り込んでいるヒナが見られます。

さらに同じくGAOの記事でイワトビペンギンも。
こちらの記事「ぐんぐん成長中」で、ちょっと無理がありそうですが、やはり親の足元に潜り込んでいます。

哺乳類がおっぱいを求めて親の胴体の下に潜り込もうとするのならわかるのですが、ペンギンは鳥類。
どうしてそこにわざわざ潜り込もうとするのでしょうか。

卵でもない物を温めようとする親鳥も親鳥です。

宿題です

結局のところ、こうなる理由は分かりませんでした。

Wikipedeia などで、オウサマペンギン(キングペンギン)、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンの繁殖行動について調べてはみました。
が、ヒナはヒナ同士で集まって集団(クレイシ)を作るというような説明はあるものの、親の足元に潜り込む行動についての説明は見つかりませんでした。

繁殖期についても調べましたが、南半球でおおよそ12月から1月。夏真っ盛りですね。
寒すぎるから温める、ということでもなさそうなのですが、実はこれが理由だったりするのでしょうか。

水族館だと空調が十分に効いているはずなので、温める理由が無いような気もしますが、本能だったりするのでしょうか。

また、いつか、何か新しい資料が見つかるまで、この件は、謎のままになりそうです。

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