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2014年9月14日日曜日

眠るスマトラトラ at ズーラシア

疲れると寝るのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて気になったのがこちらのブログの記事です。

よこはま動物園ズーラシア すまとらとらBlog 「トラの子情報-2

スマトラトラの赤ちゃん、生後2日目から、6日目くらいまでの様子です。
かわいい写真がたくさんあります。

そのような中で注目なのが、最後の写真です。

母トラのデルが眠り込んでしまっています。よく見ると赤ちゃんも写っているのですが、注目は母親のデルのほうです。

疲れたから眠ってしまったというように記事では書かれているのですが。

スマトラトラ。Wikimediaより。著作権情報

疲れると眠れるのでしょうか

私たちは疲れると寝てしまうのは当たり前だと思っているかもしれませんが。

実は本日、もう一つ注目記事があるのです。
それがこちらです。

地獄谷野猿公苑 ふぃーるどのーと 「睡眠

タイトルがそのものずばり「睡眠」です。

野生のニホンザル、寝ているように見えて、熟睡が簡単ではないという説明がされています。

野生下ではいつどのような危険が身に迫るか分からないので、うとうと眠ることはあっても熟睡するわけにはいかないのですね。

動物園は平和なのです

かつて上野動物園園長を務めた古賀忠道さんが「動物園は平和なり」という言葉を残しています。
戦時中の猛獣処分などを知っている方の言葉なので重みがあります。

各地の動物園の建設にも影響力を発揮した方なので、この平和でなくてはならないという精神は古賀氏亡き今も日本中に残っています。

この先哲の気持ち、どれくらい動物園の動物たちに伝わっているのでしょうか。

今日のズーラシアのブログ記事を読むにあたり、どうのこうのいって動物園が安全な空間であるということを、スマトラトラのデルは少なからず分かっているのではないでしょうか。

動物園の動物は寝てばかりで面白くないと言われることがありますが、それが平和の証拠だというなら、それでいいではないかと思ってしまうのです。

熟睡していると動物たちは思わぬ寝相を見せてくれたりしますし。

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